椿泊漁協の概要と現況
椿泊漁協は明治25年に認可を受け設立し、100余年に至る歴史を持ち、徳島県南部東端に位置しています。
漁場は、阿南市福井町後戸地区から、椿泊・蒲生田岬(野々島、舞子島、伊島を含む)を経て、海部郡由岐町伊座利地区までの、県下に類のない、広範囲 にわたって各種漁業権を行使しています。
紀伊水道の内水と、太平洋の外水との合流点であり、また多くの天然礁があり、豊かな資源に恵まれています。また、最近は延縄、小型底曵網漁業等が盛んになり、後継者も多く従事しています。
名 称 | 椿泊漁業協同組合 | ||||||||||||||||||||
出資金 | 9,475万円 (1組合員 70口、70万円) | ||||||||||||||||||||
役 員 | 代表理事 1名、理事 8名、監事 3名 | ||||||||||||||||||||
職 員 | 男子 5名、女子 9名 | ||||||||||||||||||||
組合員 | 128名 (正 111名、准 17名) 【年令構成】
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漁船数 | 172隻(5トン以上 50隻) | ||||||||||||||||||||
事 業 | 販売・購買・共済・製氷・利用・上架・指導等 【販売】 全量組合へ水揚げ、共同出荷 水揚量 約924トン(イワシ類、養殖を除く。) 水揚高 (養殖・巻き網を除く一般漁船漁業)
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その他 | 【業種】 ・海士(アワビ、サザエ、ナマコ、ウニ、ワカメ、ヒジキ) ・一本釣(アジ、イサギ、サバ) ・延縄(ハモ、タチウオ、サワラ) ・磯建網(イセエビ、タイ、ヒラメ、ハゲ、メバル、ガジラ) ・小型定置(アジ、タイ、メジロ、ハマチ、アオリイカ、イサギ、イワシ) ・小型底曳(クルマエビ、アシアカエビ、カレイ、ハモ、イカ) ・カゴ(アナゴ、タコ)・養殖(ハマチ、タイ) ・敷網(アジ、サバ)・渡船 ・巻網(アジ、サバ)・バッチ網(イワシ、シラス) 【施 設】 ・給油、製氷、冷蔵、漁具倉庫、上架 ・荷捌所(谷ノ浦漁港、椿町谷ノ浦16-2)は、高度衛生管理型市場に建替える為、令和5年1月より本事務所横の仮設荷捌所において荷受けしています。活魚水槽(3トン)20基を有し、6基には冷却・加温設備を設置 ・活魚、鮮魚、貝類を仲買業者(約6社)で競争入札し、京阪神へ出荷 |
※椿泊漁協では、業種ごとにほとんどが周年専業です。